新刊が出るご報告です

新刊が出るご報告です

久しぶりに新刊が出ますので、お知らせいたします。

昨年1年間は講演の仕事が半減、街に人出がないので書店も開店休業のような状態で本も売れそうもない、ということでテンションも下がりっぱなしでした。

講演は毎年50回ていどですが、昨年は25回でした。

出版も1年は休んだほうがいいと思っていました(前回書籍は2019年12月刊行)。

年が改まるころ、出版社さんよりオファーをいただきましたので、3、4月に執筆し、7月17日に発売の運びとなりました。

 

新刊はどんな中身?

まず、セミナーの話を聞いてください。

いま、ご依頼のあるセミナーは大きく3つのテーマに分けられます。

1つは展示会関連。
1つはキャッチコピーの書き方。
(今月14日の東京商工会議所様のキャッチコピー・セミナーはおかげさまで早期に満席となりました、本当にありがとうございました)

そして、1つはウリを見つけるセミナーです。

この3つは、独立した別々のテーマではあるのですが、じつは一連に繋がっているともいえます。

つまり、次のような流れがあるのです。

 

(1)会社や商品のウリのポイントを見極める

(2)キャッチコピーを書く

(3)展示会のブースに掲げて販路開拓する

 

川で例えれば、上流、中流、下流ですね。

展示会の代わりにウェブやインサイドセールスを展開してもよいのですが、上流、中流の要素が抜けると、川は大海へと注ぎ込むことができません。

とくに「ウリ」は大切な根幹であり、カン違いしている会社さんが多いポイントです。

(2)のキャッチコピーと、(3)の展示会のセミナーにおいて、もっとも登壇回数の多い講師でいられるのも、それぞれ書籍が定番扱いとなり、書店様で平積みや面陳をしていただいているからです。

「キャッチコピーの極意」明日香出版社様

「顧客は展示会で見つけなさい」日刊工業新聞社様

 

そして、もっとも上流の、ウリを見つけるセミナーには書籍がなかったのですが、今度、出ます。

「即買いされる技術」秀和システム様

新刊の主な内容は?

・ウリとは何か
・なぜウリを間違えてしまうのか
・切実なウリを見つけよう
・ウリを見つけるワーク
・ターゲットを絞り込もう
・ウリをずらしてみよう
・横並び商品でもウリを見つける方法
・弱みを武器に変える方法
・キャッチコピーの書き方
・キービジュアルの作り方
・企業の物語のつくり方
・ウリをプレスリリースにする

好評なセミナーの上記内容に加え、活用しやすいフレームワークと事例をふんだんに紹介しています。

・ホットケーキミックスのウリはどう変わったか/エビアンを10倍の価格で売る方法/暖まらないヒーターの売り方/不人気なカニ食べ放題ツアーを満席にした方法とは?/大根むき器は誰が買う?/iPhoneのウリは変化した?/古いおもちゃの在庫を一掃したやり方とは/などなど

 

あなたのビジネスに役立つ事例が見つかることは請け合いです。

何より儲けの根幹である、会社や商品・サービスのウリを特定して、売上を伸ばすことができるようになる1冊です。

発売は7月17日(土)です。

→ Amazonページ

アマゾンでは順調にご予約をいただいているようですので、気になった方はポチッとしてみてください。

 

 

製造業のマーケティングコンサルタント、弓削 徹(ゆげ とおる)でした。

 

本コラムは、ものづくりの現場での気づきや日々の雑感、製造業のマーケティングや販路開拓に関するノウハウなどをお伝えするものです。 お気づきのことやご質問、ご要望などがありましたら、お気軽にメッセージをお寄せください。

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