01収益の柱を増やす商品開発

商品開発のコンサルティングには、「開発を進める手順」か、「過去の延長線上に乗せようとする」か、どちらかの指導内容が多いと聞きます。

しかし、もっとも問題となるのは、どんなテーマで商品開発をスタートさせるかということ。他社との差別化という小さな殻に閉じこもらず、唯一の存在として切実に求められる商品開発を主導いたします。

一方で、工業デザインをこれまでとは違うものにしたいというご要望もあるでしょう。工業デザイナーのコーディネートはもちろん、グッドデザイン賞の応募もご支援しています。

じつはグッドデザイン賞には応募の仕方というものがあり、それに沿ったコンセプト文を書けば、受賞にぐんと近づきます。インソール(靴の中敷き)ではじめてグッドデザイン賞を獲得したのは、私の支援先企業です。

02成長軌道に乗せる販路開拓

企業が抱える課題の多くは、販路開拓に成功することで解決へと向かいます。そのためには、インターネットを活用して…と発想するのがいまどきの思考パターン。

しかし、安定した販路開拓を実現するためには、ネット一辺倒ではなく、人的営業や展示会活用、プレスリリース、広告などバランスのとれた、そして有機的に連携したマーケティング計画が欠かせません。

新規顧客の獲得目標を達成するため、デジタルからアナログまでの手法を駆使した万全の販路開拓策を提案いたします。

そもそも販路開拓手法は業種・業態によって大きく異なりますが、どんな業種にも対応します、というコンサルティングではパターン化した企画案となりがちです。
製造業だけに絞り込んで実績を重ねている強みが、ここで発揮されます。

03費用対効果の高いウェブ/カタログ

せっかくコンサルタントがすぐれた戦略やコンセプトを立案しても、キャッチコピーを書いてデザインに落とし込む段階でズレてしまう…。

別ページでも書きましたように、顧客とダイレクトにコミュニケーションする接点こそが最重要なのに、その表現を外注に頼らざるを得ないのでは本末転倒です。

コピーライター、クリエイティブディレクター出身であり、経営者を経験している私は、支援先企業の戦略立案から、1行のキャッチコピー、欄外の断り書きにいたるまで責任を持って書いています。

ビジュアルアイデアも、すべて考えています。営業出身のコンサルタントや、コンサルタントしかやったことのない専業コンサルタントとの決定的な違いがここにあります。
実務を請け負うデザイナーやイラストレーター、カメラマンなども、経験豊富な一線級のクリエイターを糾合、町の印刷屋さん価格で協力してもらっています。

04頭を下げずに販促できる展示会

いま、展示会シーンは活況を呈しています。その背景にあるのは、高コストになった割に埋もれてしまいがちなインターネット販促や、以前より敬遠される売り込みやテレアポなどが、限界を迎えているという現実。そこで、相手もその気で来場する、展示会という第三の販路開拓手法が見直されてきているのです。

しかし、ここでもストレートな売り込みをかけていては失敗するだけです。
いわゆる“反響営業”を、展示会場でもおこなうべきなのです。そのためには、低コストでありながら、来場者のほうから引き寄せられてくるブースをつくらなければなりません。

ところが、展示会とは立体的なツールであり、そのためデザイナーの視点だけでも、設営業者、プランナーやコピーライターの手法だけでも成功はおぼつかない。

もっとも得意とするこの分野では、支援先企業から「大切な顧客はぜんぶ展示会で見つけた」、「展示会に出さえすればウチは成長できます」などのお声をいただいています。

05人材採用にも効果のあるブランディング

近年、多くの中小企業が人材採用に悩んでいます。これをマーケティングのチカラでサポートするなら、まずはブランディングがキーワードになります。

企業の個性をカタチにするロゴマーク、訴求したい価値を発信するウェブページのデザイン、経営理念を体現した企業スローガン、などなど。あるいは工場見学、B2C商品の開発、動画活用、入社案内と求人広告の制作なども考えられます。

たとえ大手企業でなく、トップシェアでなくても、上手な露出戦略で企業のブランド価値を最大化して対象者の意識にアピールする支援をおこなっています。

06低コストで広がるプレスリリース

その効果が知れ渡ったため、多くの企業がプレスリリースの活用に取り組むようになりました。
新聞、雑誌、テレビなどに取りあげられる成功率を高める上で、「アイデア」と「文章力」と「配信先選定」の3点セットはとても重要であるといえます。

とはいえ、商品特性を理解した上で、メディアが飛びつくアイデアを盛り込んだプレスリリース案を書き上げることは、専業のピーアール会社でもなかなか困難です。

支援先のため、私がアイデアと文章力を駆使して制作したプレスリリースは、かなりの確率でメディアで紹介される実績を記録中。
私自身、朝日新聞の天声人語に取りあげられ、各新聞、雑誌、機関誌、ラジオ番組から数多くの取材を受けています。