ものづくりの価値を知る人・3と4
支援先企業(もちろん製造業)の新規事業に関するブレストの席で、あくまで参考にFXやビットコインなどに多角化している好調企業の新事業について触れました。
すると、その場が微妙な雰囲気に。
忖度した弓削が「もちろん、これらは生業とはいえませんが」と付け加えると、場の緊張は一気に解けました。
(そうだろう)という、声なき声が響いたような気がしました。
つづいて、ものづくりの人・4
少し前に、メーカー勤務の若手社員から相談を受けました。
経営権を巡るお家騒動で社内が揺れている、こんなことなら起業を考えたい─。
起業のステップについてもアドバイスをしましたが、同時に、製造業が生み出す付加価値は大きいことを説きました。
販売・サービス業もモノがなければビジネスをできません。
クロネコヤマトも、忙しいのは運ぶモノのせい。
第一次産業である農業も、モノ(農機具やセンサー)がなければコメや野菜をつくれない。
これからの10年。
AIやIoTなども交えて社会は激変していくでしょう。
フィンテックや電子マネー、仮想通貨も焦点ですが、やはり人のそばにあるのはモノ。
人の暮らしを変え、世界を変えていくチカラの土台はものづくりが創りだすのです。
製造業のマーケティングコンサルタント、弓削徹でした。
本コラムは、ものづくりの現場での気づきや日々の雑感、製造業のマーケティングや販路開拓に関するノウハウなどをお伝えするものです。
お気づきのことやご質問、ご要望などがありましたら、お気軽にメッセージをお寄せください。
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