ものづくりの価値を知る人・その1

先日、「下町ロケット」で知財、特許に詳しい弁護士さんのモデルになったといわれる鮫島弁護士の知財セミナーに参加してきました。

これまで、弁理士さんのセミナーでは触れられなかった、核心についての話を聞けた気がしました。

鮫島さんは弁理士の資格も併せ持ち、「下町ロケット」や「半沢直樹」などの原作者である池井戸潤さんの友人です。

作品を読むと感じるのですが、池井戸さんはメガバンク出身でありながら製造業にたいする強い愛情を持つ方だと思います。

鮫島さんと池井戸さんは異業種交流会で出会い、意気投合したそうですが、そこには製造業にたいする愛情が架け橋としてあったのではないかと想像します。

鮫島さんは主に中小製造業の知財を守る立場で仕事をしているのです。

正直、めんどうな仕事だと思います。

膨大な資料を読み込まなければならず、技術のことも理解しなければならない。

同じ大変さなら大手企業の渉外や法務、あるいは相続案件のほうがはるかに儲かるはずです。

それでも製造業を守る立場で仕事をしている。

名刺交換の際に聞き忘れましたが、はっきりとした理由があるのか、それとも言葉にしがたい何かがあるのか ── 。

しかし、特許をどのように戦略的に考えるかは、製造業の死命を制する問題ですね。

本コラムは、ものづくりの現場での気づきや日々の雑感、製造業のマーケティングや販路開拓に関するノウハウなどをお伝えするものです。 お気づきのことやご質問、ご要望などがありましたら、お気軽にメッセージをお寄せください。

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